ああ、さくら!

昨日の豪雨で、あの小さな森の桜が気になって、 早起きして見に行った。やっぱり!


さくらって、いつも可愛そう。ある日、さくらと博は、おいちゃん、おばちゃんに、額に汗してコツコツためたお金で、念願叶って家を建てるという話をしている。


そこへ、寅さん、気まぐれに放浪の旅から帰ってきて、その話に割り込む。「割り箸みたいな細い柱立ててよ。安いせんべいみたいな壁をぺこぺこまわりに貼り付けて、中へお住みになるんですか?(中略)家なんか建てようなんて、生意気なことはやめろ!」と毒舌を吐く。



「言っていいことと悪いことがあるのよ、お兄ちゃん!そりゃ、私達の建てる家なんて、どうせ安普請よ。そよ風が吹いたら、倒れるかもしれないわ、(中略)私達が毎日のおかずを節約して、五年かかって貯めたお金をもとにして(中略)....」


「でもね、私達の家は真面目に働いたお金で建てるのよ。私達は、自分の家が持てるから、嬉しくてしょうがないのよ。お兄ちゃん、どうして、さくらがんばれよって.....そう言ってくれないの......」と、さくらは、泣き出す。僕も泣き出す。


寅さんは、自分がフーテンで、さくらに何もしてあげられないことの裏返しで、あんなひどいことを言ってしまったのかもしれない。雨の後のさくら、いや桜は、なんだか背中を向けて、しくしくないているようで物悲しい。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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