週末、知人のフォトグラファーとフォトセッションのため、 千葉の山奥へ籠った。
足下を見ると、新緑の中の枯れ草にまぎれて、カエルがじっと息をひそめていた。僕は、撮影そっちのけで腰を屈め、カエルと向き合った。夏だというのに所々に枯葉が落ちていて、カエルはその枯葉色にすっかりと溶け込んでいた。
カエル:この人間、オレのことカエルだって気付いているのかな? 人間:気付いているさ!(僕は、心の中でつぶやいた) カエル:げげげっ!マジ〜!オレ、完璧に枯葉だよ。 僕は、いつの間にかカエルと対話をしていた。
カエル:人間って、たいへんだよなあ〜!会社で目立てば、叩かれるしさあ。 人間:そうなんだよ。今度、入社したIWは、前職の上司から、「言われたことだけをやっていればいい」とか、四大出ているから生意気だ」とか言われていたらしい。 カエル;オレみたいにこうやって、自然に同化すればいいのさ。みんな知らないかもしれないけど、オレ、害虫食べて、森のお掃除して、みんなの役に立っているのよ。オレ達を邪魔者にしたら、害虫が増えて、生態系が狂ってしまうからね。 人間:へ〜、偉いんだね。不気味な姿しているから、悪いやつかと思ったよ。 カエル:そりゃ〜、ないぜ!人間は、すぐ、自分が一番だと思っているからね。 人間:ごめん、ごめん!人間代表して、謝るよ。 カエル:そもそも、最近の人間社会は乱れているよ。「今の若いやつは...」っていうけど、大人が、そういう世の中を作ったんじゃないの? 人間:若い人達は、立派だよ。ウチのスタッフなんか、みんな20代だけど、僕があの年代の頃は、もっとダメ人間だったからね。 カエル:旦那、そりゃ〜、感謝しなきゃ!
>しおりんさま
自然に触れると、都会のノイズで麻痺してしまっている、 何か別なアンテナが研ぎすまされますよね。 自然になれていなかったので、 最初はカエルを見てびっくりしたけど、 小さくて、ピョンピョン跳ねて、かわいかったです。 携帯から見れるはずなのですが、 再度、設定してみます。
投稿者:hide★ :2007年7月19日 09:08
自然に触れると普段忘れがちな何かを思い出しますょネ♪ ケータイからなので写真がみれないのが残念。。。
可愛らしいカエル君と会話を楽しんでみたいワ(o^-’)b♪
【http://blog.livedoor.jp/twinsoul1】
投稿者:しおりん :2007年7月19日 02:13
>香明さま
あいつって、何者なんですかね? つま先でつついても、驚きもせず、ずうずうしいですよね。 ゴムでできているのですかね? 今回のカエルは、日本赤蛙という品種だそうです。 某広告代理店の営業の方がわざわざ電話で教えてくれました。 大学時代、生物学を専攻していたそうです。 背中のラインが精悍ですよね。
投稿者:hide★ :2007年7月19日 00:55
巨大ガマガエルは…さすがの私も苦手ですっ! 道路の真ん中に鎮座してますよね~。 どーしてあんなに微動だにしないんでしょーかっ!不気味です…。
投稿者:香明 :2007年7月18日 20:33
>香明さま
このカエルは、3〜4cm位でした。 東京では、たまに20cm位の巨大ガマガエルを見かけることがありますが、 とても不気味です。 グレーのコンクリート色をしていて、つま先で蹴っても ごそっ、と音がしてのそのそ動くだけです。
それに較べて、このカエルは、かわいいですね。
投稿者:hide★ :2007年7月18日 01:57