ジェラス・ガイ
クリスマスイヴの休日は、町中、若いカップルで賑わっていた。 以前、ジョン・レノンは、オノ・ヨーコに嫉妬してこんな曲を歌っていた。

昔のことを夢見ていたら胸が早鐘のように高鳴った。 僕は、自制心を失いかけていた。そして、われを忘れかけていた。
傷つけるつもりはなかった。ごめんよ。きみを泣かせたりして... 傷つけたくはなかったんだ。僕は、焼きもちやきなんだよね。
ひどく心細かったんだ。きみがもう愛してくれないと思って。 心の中で震えていた。心の中でおののいていた。
きみの気を引こうとしただけなんだ。僕を避けてるように感じたから....

赤は、師走の寒空の中で赤く染まっていた。 補色関係にある緑と赤は、混色すると真っ黒になってしまう。 (ジョン・レノン、ジェラス・ガイから)