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マンションの一角にアートを飾る

自宅で間接照明にしてホテルの一室のようなコーナーを作ると、仕事から帰ってきてクールダウンできる。今年から、夜更かしをしないように早寝早起きを徹底している。


月一回の朝会も快適だ。会社では、実務と同時に人と会う機会が多いのでとても緊張を強いられる。デザイン案を考えたり、スケッチを描いたり、企画書を作成したり、打合せをしたり、帳簿をチェックしたり、企画展の準備をしたり、自社のブランディングを考えたり、笑顔になったり、眉間にシワを寄せたり、喜んだり、思うようにコトが運ばなかったり...そんな一日が終わって、家に辿り着く。 夜、家では天井からの煌々とした照明は灯さない。この写真のように間接照明にしてぼんやりと音楽を聴く。普段は、ビートの効いたロックが好きだけれど、このような暗がりの中では、'40〜'50年代のアメリカのジャズ女性ボーカルが落ち着く。ゆったりとしたバラードが耳元で囁くように流れ、一日の疲れを癒してくれる。 リビングの大きなソファは、気持ち良過ぎて横になって寝てしまうので、シングルソファに足を投げ出し、バラードに身を包まれながら本を読むのが至福のひとときである。 壁には、高崎勉のsilhouetteというタイトルのアートフォト。ノスタルジックな雰囲気の作品は、けっしてそれ自体、主張するわけでもないけれど、その場所の雰囲気を作り上げるものである。主張しないアート、主張しない音楽、主張しない照明、主張しないインテリア、主張しない文学、そして、そこには主張しないモノ達が集まって驚きと儚さを醸し出してくれる。主張するモノの中に囲まれるより、こちらの方がちょっとした大人の遊びなのである。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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