気がつけば、自分を忘れ、他人の庭に水を注いでいた。
知らない間に、自分の花壇は枯れてしまった。
まずは、自分の花を咲かせるために水を与え、心の庭を豊かにすることが大切だ。
他人のために生きるために、自分を大切にすることを忘れずに我慢の花を咲かせても、
賞賛の果実は実らない。
耐え忍ぶことが日常とならぬよう、心の土を耕し続けよ。
自分を枯らすことなく、内なる力を育て、生き生きとした花を咲かせることが真に美しい。
どんなに美しいメロディを奏でても、聞く耳がなければ音は届かない。
どんなに努力しても、相手に理解されないことがある。
それは自分のせいではなく、相手がその音を受け取れないだけ。
価値観が違いすぎると、共鳴は生まれず、苦しみが増すばかり。
違う周波数に合わせるのではなく、自分のリズムを大切にし、離れる勇気を持とう。
他人の波に合わせすぎると、自分という船は揺られ、進むべき道を見失う。
相手の都合に流されるのは、自分を消耗するばかり。
自分らしさを灯台の光のように輝かせれば、その光に導かれる者が必ず現れる。
もっと自分を信じて、航海を続けよ。
アルフレッド・アドラー
パンデミック騒動が、そろそろ幕を開ける。
この3年間、まったくアドラーのいう通りだった。
心に深い傷を負い体調を崩し、3年間も病院へ通っても数値は良くならず、このコロナ禍で何もしないという選択肢を選んでみた。
そうすることで、今までの慌ただしい人生の中で忘れかけていたことを気づかせくれ、アドラーのいうように心の庭を豊かにすることができた。
新たな活動の活力が湧いてきた。
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