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幸せへの扉

閉ざされた頑丈な扉を見て、ふと思った。

『大人になると、みんな本音で語らなくなったなあ』と...子供の頃は、思ったことをすぐ口に出し、表裏なかったはずなのに。それが、人を傷つけてしまったり、喧嘩の火種になったりと不都合な欠点もあったけれど。 大人になると妙に衝突しなくなり、「本音で語りましょう」という言葉につい調子に乗ると痛い目にあう。もちろん、大人の本音だから相手のことをよかれと思って言っているのだが、その口車に乗せられてはいけない。それとは別に心の扉を開けて、自分が不利になることでもオープンに曝け出せたらきっと信頼関係ができるのだと思う。 愛がなければ、自分を曝け出すことができない。お互いに目に見えない共通の価値観でつながっていると思える時が心地いい。この扉の向こうにある宇宙とつながることが、本当に感じ合え、わかり合える瞬間だ。愛は、時間を超え空間を超え、どこかで同じ感情が芽生えているということ。それを見えなくしているのが、この扉ではないだろうか?説明できない何かがそこに存在するのではないかと思う。新しいヒトやコトに出会った時のあの何とも言えない、直感、官能、ときめき。 幸せって何だろう?何も痛みがないということが幸せというわけでもない。むしろ、傷つき痛みを乗り越えた後に幸せがやってくる。この扉のように自分の中に限界をつくったり開ける努力をしなくなった時、幸せはやってこない。 だから、恐れず勇気を出して幸せの扉を開けよう。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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