年明け早々に六本木ヒルズの森美術館「宇宙と芸術展」へ行って来た。展覧会では珍しく、撮影可だったので写真を撮ってきた。

今回の企画展は、宇宙と芸術を無理やりこじつけて、ちょっと散漫だった。一つ一つはとても面白かったけど。確かに、芸術というのは、ミクロとマクロ、精神性が宇宙と繋がっていると思うが、一般の人にはわかりにくいかも。
その中でも、一際目を引いたのは、空山基さんの立体の等身大フィギャーだった。空山基さんといえば、80年代初頭からスーパーリアリズムが流行した時、イラストレーターの業界ではスーパースターだった。たしか、セクシーロボットというシリーズが描かれていたと思う。それを知らない人は、この前を通ってもスルーしただろう。
40年前には、平面の紙に描かれ雑誌や広告の紙媒体に掲載され、多くの人の目に触れた。年配の人には、懐かしい感じがしただろう。そのスーパーリアリズムという手法が描かれたイラストレーションが、現実の目の前に現れたのだから、驚きだ。
現在、アンドロイドやロボットが開発研究中だが、まだまだデザインには力を入れていない。シリコンなどを使って、人間の皮膚に近づけようとしてるようだが、どうしても違和感が残る。このぐらいのメタリックな感じしてしまった方が、割り切れると思うのだが。
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