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本当に大切なものは、目には見えない

誰もが知っている、ある宅急便サービスの企業広告の依頼を受けた。 オーダーは、新しい企業の顔を作ること。 内容は、プレゼン前なのでヒ・ミ・ツッ!


宅急便サービスは、どこも荷物を届けるというサービスが商品であり、同じようなサービスである。では、お客さんから見てそのサービスを選ぶ時の基準は何なのか?荷物を届けるのは当たり前で、お客さまの立場になって「真心」や「ありがとう」を届けることができるかどうかではないだろうか?でも、「真心」という言葉を口に出すと、とても気恥ずかしい気がする。


そんな企画を考えている時にある物語を思い出した。サンテグジュペリの「星の王子様」である。この物語で「本当に大切なものは、目には見えない」というテーマが今さながら、じ〜んと心に響く。


大人になって、この物語を再度、読むきっかけとなったのは、10年位前に箱根へ行ったとき、たまたま「星の王子様ミュージアム」へ立ち寄ってからである。このミュージアムでその後の僕の人生を変えた。


それまで『メジャーになる』だの『ビッグになってやる』だのと粋がっていた僕は、「本当に大切なもの」が見えていなかったのかもしれない。それを企業に変わって伝えていくのが、僕達の仕事であるはずなのに。でも、当時の僕は、この物語に出てくるさまざまな星の住人と同じであった。


物語の中で、6番目の星に住んでいる地理学者の話。星の王子様は訊ねる。「きれいな星ですね。この星には海がありますか?」地理学者は、「知らんよ、そんなことは」と答える。それを調べるのは探検家の仕事だというのだ。


企画を通じて、この物語を改めて思い出させてくれたけど、大人になると本当に大切なものが見えてこなくなるものですよね。

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6 commentaires


>N.Kojima様

たしかにサンテクジュペリって言いづらいですよね。 サンテまでは、いいのですが、その後のグジュグジュが とてもフランス語っぽい。 アメリカ人がサンテックスというのは、初めて知りました。 日本人風に呼ぶとサン助とか。 僕は「夜間飛行」は読んだのですが、「人間の土地」は まだなので読んでみます。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:32

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サンテグジュペリと発音の出来ないアメリカ人は 皆、サンテックスと言っていたようだ。 彼の最後の消息は未だに不明であるが、それも目には見えない。

サンテグジュペリの本は、「人間の土地」がすきです。 映画でもかれの人生を語った映画があり、良い映画だった。

デザインも宅配も人を繋ぐものですから、仰るとおり コミニュケーションの手段の一つなんでしょうね。

投稿者:N.Kojima :2006年12月30日 11:30

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>Rei様

モノから感じられるというは良く分かる気がします。 特にブランドは、有名だからとか流行っているからとかではなく、 ブランドのバックボーンを理解することに感動があります。 見栄や虚栄心で所有するということもあるけれど、 それらを築いてきた人達のエネルギーやストーリーにこそ 大切なものが潜んでいるような気がします。 これが、目には見えない大切なものなのかもしれないですね。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:29

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>チビさや様

礼儀とかマナーとか社会的常識などを大人の人は大切にしますよね。 もちろん、それも大事だけれど、それを優先させてしまって、 本当に大切なものが見えなくなってしまうのではないでしょうか? もっと、みんなが子供の頃大切にしていたことを思い出してくれれば 世の中も変わると思います。 きっと、素直な心を持てれば、何かが見えてくるのだと思います。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:28

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心や価値は目に見えないけど、時にモノから感じられる事が あります。そこに携わる人のエネルギーなのでしょうね。 だからこそ、それに潜むストーリーを知りたい。 伝える事は永遠のテーマかもしれません。 いいお仕事をなさってくださいませ(^-^)

多分一生Reiは現社会に収まる大人になれないと思います。 ただ責任を果し、ただ価値を創造し、ただ心を届けたい。

投稿者:Rei :2006年12月30日 11:26

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美しく、輝く、輪を求めて。

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