雨上がりの緑

金曜日は、雨だった。 普段、じっくりと見る事もない桜の木に生えた苔が美しかった。



苔とは、生物学的にはセンタイ類と言うらしい。漢字で書くとセンは「鮮」、タイは「苔」と書くようだ。だから、雨上がりの苔は鮮やかなのだろうか?


この苔は日本の国歌の「君が代」にも登場する。 君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで

これを現代語に訳すと以下の通り。

君が代は、千年も八千年も、細石が大きな岩になってそれにさらに苔が生えるほどまで、長く長くずっと続きますように。 ※いわお=巌=高く突き出た大きな石


ところで、「君が代」とは誰のことか?この歌詞の出典は、「古今和歌集」とも言われており、「わが君は」と表記されているらしい。「わが君は」=「君が代」の「君」である。この解釈はいろいろあるらしく、「わたしの恋しいあなた」と恋人のことを想う解釈と、君主を意味する「私の旦那様は」か「わが大君は」と議論が分かれるところらしい。


「君が代」の法制化問題で、反発もあったけど、作者が、「わたしの恋しいあなた」という意味で「古今和歌集」を描いたとしたら、とても美しくロマンチックな詩なのに...そして、雨上がりの苔もとても美しく感じた。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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