高崎勉 Breath.展

ギャラリーヴィグロワ企画展の第2弾は、高崎勉の花のシリーズ。世の中が停滞ムードなので少しでも明るく希望を持ってほしいという理由から、今回の作品を選びました。

僕が好きな作品は、この3点。もちろん、その日によって好みが変わったり気分を変えて飾りたくなる作品もある。朝と夜では好みも違ってくる。間接照明の世のバーなどでは、大きな額に入れたダリアなどいいかもしれない。


場所や気分によっても見方が違ってくるものだ。この3点がいいと思ったのは、高崎勉が語っている、「大切な人は、息づかいが感じられるほどの身近にいる」ということだ。僕はこの言葉にとても共感できる。人は、前を向き真っすぐに突っ走ってきて、時には壁にぶつかり、時には落胆したり、不安になったりするものだ。そんなとき、前に立ちはだかりこれ見よがしに自分の存在感を主張する人よりも、背後に息づかいが感じられ程の距離にいる人の方が大切な人だったりする。


この距離感は、人肌を体感できる距離でもあり、ほのかな息づかいを感じられる距離でもある。この二輪の花達はそんな寄り添う姿を表している。特にこの3点は、人肌のように透き通った儚さがある。人生を突っ走ってきて、ふと立ち止まるとそんな朧げな記憶が蘇ってくる。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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