黄金のひらめき

上野で途中下車。 不忍池は、黄金に輝いていた。


不忍池は、ハス池、ボート池、水上動物園の3つからできている。冬は、枯れた蓮の茎が、林立してあまり美しくないと思っていた。ところが、時計を見ると午後3時57分。なんと、西日を浴びたハス池の枯れ草が、黄金に輝いているではないか。


みなさん、アイデアって、どう浮かびますか?何時間も窓の外を眺めて、ぼーっ、としているうちになんとなく浮かびますか?それとも、机の脇に本を片っ端から積み上げて、なにかしらから、影響を受けますか?仕事のできる人は、すぐに次から次へとアイデアが出て、そうじゃない人は、何時間も何日も机にへばりついていても、一向にアイデアが出る気配がない。出たと思ったら、たったの1案。これじゃ、検証も議論もできませんよね。


そこで、僕は、10数年前にアイデアを出すレベルの標準化を目指し、システムを考えた。それからというもの、スタッフのみんなは、いろいろなアイデアを出すようになった。一番、大事なのは、アイデアを発表する勇気。否定されるかもしれないし、絶賛されるかもしれない。だから、その勇気をたたえ、絶対に否定してはいけないのだ。


まずは、「いいね〜!いいね〜!」と聞いてあげる。そこで、ダメだなんてすぐに答えを出さない。次に「ほかには?」と言うと、また次から次へと出してくる、それでも「ほかには?」「以上です」とやり取りがあり「では、今回のプロジェクトの目的や、ポジショニングや...」とあらゆる角度から検証して「どれにしようか?」と議論する。だから、だれも傷つかない。いきいきと発言し、お互いが触発して、さらに「はっ」と閃く。それを「降りてきた」と言うのですけどね。黄金に輝いている、不忍池を見て、閃いた瞬間のようだった。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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