みなさま、新年明けましておめでとうございます。 寒いけど温かい、北国の冬景色をお届けします。
北国に住んでいる方には当たり前の風景も、こうやってファインダーで切り取ると暖かみのある風景に見えるものです。僕がデザインをするとき根底に流れているものは、子供の頃、近所にあったレンガ作りのサイロなのかもしれない。真冬の白い世界とレンガ作りの家。北国の夜は早い。寒さに震えながらコートの雪を落とし家の中に入ると、黒いスティール製の薪ストーブの小窓から赤い炎が灯っている。台所から、料理の湯気が漂ってくる。
冬になると家には雪が被いかぶさり、白銀の寒さの中にも風情があった。リビングには、薪ストーブが煙突でつながって、たしかペチカというレンガ作りの暖炉があった。秋にはどこの家も撒きストーブに焼べる薪割りをする光景が目に浮かぶ。三角屋根には、レンガの煙突があって、本当にサンタクロースがそこから入ってくると信じていたくらいだ。
これからもこの温もりをデザインに生かしていきたい。 今年も宜しくお願い致します。
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