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桜と雑草

地面に落ちた桜は、一体どこへいくのだろう?


心地良い陽射しの日曜日、外へ出た。桜がハラハラと舞い降りてきた。地面の隙間から生えている雑草に向かって、何かを語りかけているようだ。 桜:私は、桜。上からずっとあなたのことを見ていたの。スズメが、茎をツンツンつっついてくれたので、私は降りてくることができたのよ。どうしても聞きたいことがあって...なぜ、あなたは、そんな狭いところに生えているの? 雑草:僕はこの世に生まれた時、種から芽を出そうとしたら、天辺がコンクリートの塊だったんだ。もう、ダメだと思ったよ。だけど、諦めずにかすかな光を見つけて横へ横へと伸びてきたら、地上への隙間を見つけた。どんな逆境にも諦めてはいけない。必ず突破口があるものだよ。僕は、ここから上を見上げて、君のことを見ていた。いつか、あんな高いところへ行ってみたいと。 桜:逞しいのね。あっ! そこへ、酒屋の源さんが運転する軽トラックが走り抜けていき、桜はその風に飛ばされて、どこかへ行ってしまった。

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8 Kommentare


Hidetoshi Shinohara
Hidetoshi Shinohara
26. Nov. 2019

>N.Kojimaさま

そうらしいですね〜! たしかに桜の木の上を見ると、 小鳥が根元をちぎっていました。 咲き始めたのにもう、桜吹雪。 だと思ったら、小鳥だったのですね。

投稿者:hide★ :2008年4月17日 02:01

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小鳥が、蜜を吸うため、根元からちぎって しまうんですよね〜

投稿者:N.Kojima :2008年4月16日 23:58

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>さいとーさま

もう一人の少年は、なぜコンセントを借りにいったのかも 分からずに、ただ恥ずかしがっていました。 別のもう一人の少年は、虫の声を録音すると言っていました。 彼は、桜田淳子が好きでした。

投稿者:hide★ :2008年4月12日 00:25

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>桜はその風に飛ばされて、どこかへ行ってしまった。

カッコー鳴く谷に行きました。

そこに二人の少年が自転車でやってきました。 少年の一人は、民家に入って 「すいません、コンセント貸してください」と言いました。

投稿者:さいとー :2008年4月11日 22:14

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Hidetoshi Shinohara
Hidetoshi Shinohara
26. Nov. 2019

>uenchさま

それにしても、あの桜はどこへ行ってしまうのでしょうね。 風に吹かれて、枯れて、塵となって、粉々に散っていくのでしょうか? そうは、思いたくないので、風に吹かれて、旅を続けると 思うことにしましょう。 きっと、来年の春、また、同じ場所へ帰ってくることでしょう? そして、雑草に「雑草さん、雑草さん、そんなところで、 コツコツやっていて、何が楽しいの?」と聞くことでしょう。 どちらの生き方が、良いのでしょうか?

投稿者:hide★ :2008年4月 8日 01:07

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美しく、輝く、輪を求めて。

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