日曜日に当社スタッフのSが結婚式を挙げた。
その前の週、スキー場で見た風景はこれを物語っていたのか?
教会の扉が開き、父親にエスコートされてSは入って来た。扉が開いた途端、僕はまぶしさで直視できなかった。ヴァージンロードを歩き、僕の目の前を通過した瞬間、何かこみ上げてくるものがあり、感無量で涙が溢れてきた。彼女は、優しい光に包まれ、まぶしく光輝いていた。こんな気持ちになったのは初めてだ。
僕は、あの苗場の山の中腹で見た,不安定なところに心細く立っている二本の木とオーバラップした。二人は一つになり、そして光輝く。結婚式の前々日、Sはちょっとナーバスになっていた。新しい人生の第一歩は、誰だってこの風景のように不安でいっぱいなものだ。
普段、身近でコツコツと仕事をしている彼女とは別人だった。努力家でしっかり者の彼女は、いつも僕をサポートしてくれる。本当に働き者で勉強家なんだよ。クリエイティブにおいて、僕は上下関係を作らない主義なので、年齢や性別に関わらず、必ず自分の意見を言えるような環境作りをしてきた。
そんな中でもSは、自分の納得のいくまで議論を交わしてくる。あまりにも図星なので、僕は思わず感情的になりそうになる。だけど、僕が言い出したことだからね。「クリエイティブにおいては、ボーダーレスだ」と。そして、Sはクリエイターとして、人として、一人の女性として成長した。
とてもきれいだったよ、S。理詰めで納得いくまで、とことん議論する君は、少しチューニングを狂わすことも大切だよ。(このブログのテーマのように)あまり、旦那さんを追い込んで苦しめないように。男なんて、みんな子供なんだから。
>mienemさま
ありがとうございます。 でも、ちょっと恥ずかしいですね。
投稿者:hide★ :2007年2月19日 00:35
号泣。。。。
Sさんおめでとうございます。 感動的なhide★さんの言葉に、素敵なコメントたち。 とてもうらやましい関係です!!涙
投稿者:mienem :2007年2月18日 09:36
>Sへ
絶対に読まないと思っていたけど、読まれてしまいましたかっ! 面と向かっては、なんだかこんなことも言えないけど、 なんか大人になったせいか、ちょっと素直になるのも いいかなと思いこんな歯の浮くようなことを書いてしまいました。
今の時代は、とてもドライだけど、たとえビジネスであっても もっと感情をあらわにして良いのではと思っています。 夫婦も共に喜び、時にはぶつかる、それでいいじゃないですか?
きっと、それを乗り越えた時、人として成長し、 仕事もやりがいへとなっていくと思いますよ。
どうか、お二人が幸せになることを心から願っています。
投稿者:hide★ :2007年2月 7日 01:04
Sです。読ませていただきました…。 家で改めて読んでいたら、涙、出てきました…。 素敵なメッセージ、有り難うございます。幸せ者ですね、私は。
式の前も、いろいろ話を聞いてもらって気持ちがラクになれたこと、 本当に本当に感謝しています。
まだまだ、始まったばかりですが 些細な問題を乗り越えるたびに 何かを築いてるっ、成長してるなって感じ、 結婚ってなかなかよいものですね。
お父さんというよりは、お兄さん的存在なhide★さん。 これからもよろしくお願いします。
投稿者:S :2007年2月 7日 00:47
>香明さま
僕は、台風の中へ行っても そこが台風の目の中で雨に当たらないのです。 まるで、モーゼのようです。
投稿者:hide★ :2007年2月 4日 11:54