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これが、ブランドだ!

僕が、愛用しているLoweproロープロというカメラバッグ。 ファスナーが壊れたので修理に出したところ、新品と交換してくれた。


そんなロープロのひとつで、大型キャリーバッグを持っている。これもカメラバッグなのだが、中にはさらにインナーバッグがあり、仕切りの多いカメラ用のインナーを外すと旅行用のキャリーバッグにも使える。空港で荷物を預けたら、外側の小物入れのファスナーが取れて壊れていた。購入店へ修理を依頼したところ、メーカーから本体まるごと交換して送ってくれた。保証期間はとっくに切れていたので、僕はとても感動した。 10数年前、アメリカ人の著者で「一回のお客を一生の顧客にする法」という本を読んで、これがブランドだと、ずっと思っていたから。仕事でも単に広告やデザインがいいだけではなく、消費者の視点から考えていくことをいつも提案しているのだが、本気で実行に移してくれる企業はほとんどない。今でも、広告やパンフレットのデザインを頼まれても、僕は、いつもブランドとは何かを熱く語る。でも、ブランディングという言葉が流行っているわりには、ほとんど理解されない。 消費者は、価格よりも大事なものを求めているというのに、企業は未だコストにこだわる。6〜7万円のバッグは、決して、高級ブランドとは言えないかもしれない。でも、このロープロという企業は、コストを優先せず、お客さんに感動を与えてくれた。 莫大な広告費をかけるより、こんなきめ細かな感動を与えてくれれば、きっとそのブランドのファンになるだろう。現に僕がそうであるように。世界にこんな感動を与えられた人がたくさんいるとしたら、広告経費よりも遥かにコス削減になり、将来的な収益となるに違いない。多くの企業は、ハードにはお金をかけるけど、ソフトにはかけない。成功の鍵はここにあるような気がする。

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16 Σχόλια


Hidetoshi Shinohara
Hidetoshi Shinohara
22 Νοε 2019

>inojiさま

デザインでも愛のない仕事は嫌ですね。 だから、僕は「とりあえず」とか、「時間がないから」という 言われ方をするのがとても嫌です。 「しょうがないよね」という言い方も嫌かな。

仕事には制約がつきものなので、 その限られた条件の中で最大限の効果を出すにはどうしたらいいかと 考えるべきだと思うのですが。

ビジネスである以上は、様々な制約があるのはあたりまえ。 そこに愛があるかどうかですよね。

投稿者:hide★ :2007年2月19日 13:53

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ちょっと前に、NHKで京都の高台寺などの庭園を手がける、 庭師の方の特集をしていたのですが、 「どんな小さい庭にも愛をこめる。」 「だから創ってからも気になって仕方がない」 工業製品はまた違うかもしれませんが、 今回のロープロの話は、この言葉を思い出しました。 自分たちの製品に対する愛を感じますね。

投稿者:inoji :2007年2月19日 13:41

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Hidetoshi Shinohara
Hidetoshi Shinohara
22 Νοε 2019

>yachiさま

修理に出すと「買った方が安いですよ」とよく言われますよ。 確かにそうかもしれないけど、消費者にとっては愛着のある一製品なのです。 メーカーは、何万人のうちの一人だと思っているかもしれないけど。 そこに経営者の金勘定が見え隠れして、幻滅してしまいます。 株主の方しか見ていないのではないかと。

投稿者:hide★ :2007年2月19日 11:31

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自社の製品に誇りと責任を持つ。 こういうシステムが 物を大切にする習慣を育てるんだろうなぁ。 修理するより買ったほうが安い、 そして壊れたものはゴミにしかならない、 ということがとても残念です。

投稿者:yachi :2007年2月19日 11:21

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Hidetoshi Shinohara
Hidetoshi Shinohara
22 Νοε 2019

>香明さま

高級一流ブランドは、このような感動を与えてくれるといいます。 でも、それはよく考えてみると、商品が高額なので、 そのサービスが価格に含まれているのですよね。 消費者は、そんなサービス代も価格に含まれているとも知らずに 大喜びしています。

このロープロは、高額商品でもないのに商品ごと交換してくれたことに 感動があります。 10年位前に買ったソニー製の電子辞書は何度修理しても直らず、 その間、また、ソニー製の電子辞書を買って使っていたのですが、 さらに壊れて、今では家に何台もごろごろ転がっています。

ソニーファンである僕は、とてもさみしいです。 やはり、衰退していってしまいましたよね。 消費者を見ていない企業は、きっと衰退すると思います。

投稿者:hide★ :2007年2月19日 10:37

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美しく、輝く、輪を求めて。

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