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執筆者の写真Hidetoshi Shinohara

バンパイア

札幌の石屋製菓の社屋で朧月を見た。



子供の頃、テレビで見た手塚治虫のバンパイアを思い出した。実写とアニメの合成でモノクロの映像が妙にリアリティがあった。主人公のトッペイは満月の夜に感情が高ぶるとオオカミに変身するオオカミ男であった。


現代では、他人のエネルギーを吸い取って、自分のものにしてしまう人をサイキックバンパイアというらしい。自己中で、他人からエネルギーや手柄を吸い取り、自分のエネルギーにしてしまう人。「自分さえ良ければいい」という考えのもと、私利私欲のため相手がどうなろうと構わない。どうして、こんなバンパイアがいるのか?特にこの不景気になるとサイキックバンパイアがどんどん増殖してくる。

あなたの身近にもいるかもしれない。妙に他人を疲れさせる人。心と心が響き合わない人。人の話をまったく聞いていない人。こんな人がいたら、要注意だ。社会というのは他人との関わりで成り立っている。お互いを思いやる気持ちが大切なはずだ。他人への思いやりも気をつけなければ、生き血を吸い取られる時代。ちょっと、優しくすると図に乗ってきたりなんかしたら、それはサイキックバンパイアだ。 人間だったら、恩とか義理ということを感じとるはずだ。それを相互扶助の関係という。それができないのは、ケモノと一緒である。僕はどうなんだろう?まだ、生き血を吸い取られた形跡はないようだ。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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