小樽運河のレンガの倉庫を見て、因果の法則を僕なりに発展させてみた。
因果の法則とは、結果には必ず原因があるというもの。朝、起きて爽やかな気分でみんなに「おはよう!」と声をかければ、誰もが気分爽快になるというもの。逆に気分が悪く、「今日、一日始まるのが嫌だなあ」と思っている人に暗く挨拶されると、会う人にもそれが伝わり、嫌なエネルギーを引き寄せてしまう。 気分の悪い人は、みんなが気分悪そうにしている表情を見て、ますます嫌な気分になる。これは、自分自身に原因があることを気付かずに他人のせいにしているけれど、実はこの結果を生み出している張本人=原因は、自分自身にあるということ。 人は、人との出会いによって、自分を変えることができる。要するに自分の交友関係というのは、自分が発してきたエネルギーみたいなものが、同類を引き寄せてしまう。正直で誠実な人にはそのような人が集まり、悪いことを考えている人には、それなりの人が集まる。誰かの悪口ばかり言っている人は、周りが悪い人ばかりに見えてくる。自分の周りにはいい人ばかりだと思っているといい人が寄ってくる。愛しているヒトには、愛されるので自然と笑顔になる。奥さんに文句ばかり言われている旦那さんは、だんだん暗い表情になってくる。 この法則は、一日で激変するということでもない。この小樽運河の倉庫のようにレンガをひとつひとつ積み上げて、はじめて倉庫という形になる。そして、何年の月日を経て味わいのある表情になる。毎日、ひとつひとつの積み重ねが、自分の人格形成につながっていく。 自分が幸せになりたければ、まずは自分を律することから始めよう。 これを今日からレンガの法則と名付ける。
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