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執筆者の写真Hidetoshi Shinohara

飛べる鳥、飛べない鳥

鳥は飛べると思うから飛ぶのだ。とは、古代ローマの詩人、ウェルギリウスの言葉。


何か新しいことを始めようとするとき、さまざまな困難にぶつかる。こんなとき、「やっぱりダメなのかな?」と心をよぎることがある。どこで、決断をするかが大事なんだよね。悩んでいてもなんの解決にもならない。どこかで、結論を出さなくては。


こんなとき、「20歳のときに知っておきたかったこと」という、スタンフォード大学集中講座の本を読んだ。本の帯に書かれていることは、「いくつになっても人生は変えられる」だった。「決まりきった次のステップとは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる」ともある。 本文中、アイデアについて、「失敗を成功に変える方法は数多くある」と書いてあった。

以下、本文から抜粋。 どんなに優れたアイデアも、成功するまでには多大な労力を必要とするため、問題にぶつかったとき、いつか突破口が見つかると期待してやり続けるのか、それとも見切りをつけるのか見極めるのは、とても難しいものです。粘り強さは美徳ではありますが、それが飛ぶはずのないものを必死で飛ばそうとする愚かしさになるのはいつなのでしょうか?ウィキアのCEO、ジル・ペンチナは、このディレンマを見事に表現しています。「丸太に油を注いだら、濡れた丸太にしかならないが、炎に油を注いだら大火事になる」つまり、自分がエネルギーを注いでいるものが、それに見合った成果が出そうかどうかを見極めることが大事なのです。 では、どうすればやめるべきときがわかるのかというと、それは誰にもわからないらしい。うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。この著者がたどり着いた結論は、「心の声に耳を傾け、選択肢を検討しなさい」だった。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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