ときめき

50歳を迎えて何かが変わるだろうか?


故郷との再会が人生を変えるなんてことがあるとは思わなかった。それは、自分を見つめ直し、ときめいた半年間でもあった。生涯のうち、こんなに自分の過去を思い出したことがあっただろうか?

あの、透明で澄み切った夜空。丘の上から見下ろしたキラキラ輝く海面、雪解けの小川のせせらぎ...こんな些細なことに意識を向けてこなかった。


デザインの仕事を通じて自分が何をやるべきかと考えてきたことが、自分のルーツから来ているものだということが理解できた。デザインといえば、先進的で尖ったものという考え方があるかもしれないが、僕が考えるデザインとは見るヒトに「心地良さ」を提供すること。


地球環境が注目されている時代であるけど、人間環境も大事なこと。僕には地球を救うなどと大それたことはできないけれど、デザインを見たり触れたりしたヒトがささやかな幸せを感じてくれればそれでいい。そうなれば、人間同士が穏やかになり、共存ということをもっと改善していくことができるのではないだろうか? そして、デザインは素敵であること。なぜかって?素敵なヒトや素敵なモノに出会ったとき、すっごくときめくから。50歳になったって、『年を取った』なんて言わない。年齢は、年を重ねて深みを増していくもの。これからの人生はあの若い頃と同じようにときめきを忘れないこと。素敵、大好き! 18歳の春に単身、何かに突き動かされるようにときめいて、東京へ飛び出して来た頃のことを思い出した。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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