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執筆者の写真Hidetoshi Shinohara

満月の夜

今年の帰省は長かった。5日間も札幌に滞在したことになる。そろそろ親孝行をしておかなくては手遅れになりそうなので、ここ2〜3年はいつもより長く滞在した。


お陰で都会の喧騒が嘘のようにシャットアウトでき、集中して考え事ができた。何か迷っているとき、出口が見つからないとき、きっと目指すべき方向が見えてくると信じて考え続ける。簡単には答えはでないけれど諦めなければ必ず道は開ける。 大切なことは、1.生き甲斐を見つけること。2.その情熱の灯火を燃やし続けること。3.計画を立てること。4.実行に移すこと。5.信頼できる仲間と協力し合うこと。 こんなことをノートに書き留めながら、実家の2階の窓を開けると満月だった。何か、希望の光が見えたようだった。まるで、「美しく、輝く、輪」という名のVIGLOWAのように... やるべきリストよりもやらないべきリストを作り、目標に向かって集中力を高めなければならない。夢想しているだけでは、何も始まらない。それを行動に移して初めて実になる。

満月に照らされて、そんなことを自分に言い聞かせた夏であった。

それにしても東京の夏は暑い。

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美しく、輝く、輪を求めて。

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