初登山

登山の大先輩であり、人生の大先輩に八ヶ岳へ連れて行っていただいた。


山の大先輩の「まずは、足慣らしから」というお言葉を真に受けて、軽い気持ちでトレッキングシューズを購入し、準備万端だと思っていた。


みんなで、バースデーケーキを食べながら、「服装はどうするのか?」という話になり、僕は「ジーンズでいいんじゃないの?」、ウチのスタッフ達は、声を揃えて「ダメですよーーーーー!」と言う。僕は、内心、『こいつら、なんでそんなこと知っているのだ?』と思った。


前日、慌てて神保町へ、撥水加工のカーゴパンツと半袖のTシャツを買いに行った。山頂で、記念撮影をした時に、色のコーディネートもしっかり考えて....後で、『さすが、デザイナーは、山へ行ってもコーディネートはばっちりだね』と、言われることをイメージトレーニングしながら。夜になり、友人Sから、心配そうに準備できたかどうか、電話がある。友人には、『(おまえに登山は)似合わねーーー!』と言われる。そして、半袖はダメだと言われる。


朝3時半に目が覚める。山の大先輩に車で迎えに来ていただき、朝7時30分、八ヶ岳の観音平へ到着。天気予報は、雷雨。周りはちょっとガスっていて、カッコーが鳴いている。いよいよ、出発。30分位は歩きやすかったが、段々と苦しくなる。都内でも普段は、30分も歩いたことがないのだ。50分経った頃で、10分の休憩。


1時間半も経った頃、雨が降ってきた。息が切れる。苦しい。これが、足慣らしか?と内心思う。密かに登頂ルート図をこっそりと見る。まだ、5分の1じゃないか?一眼レフカメラを持って行ったけど、写真を撮るなど、ゆとりなんかない。


あとは、ほとんど、無心。何度かの休憩後、山の大先輩に「もうすぐ、山頂です!」と言われた。下の写真の真ん中あたりに、山頂の標識が遠くに見える。急に「写真を撮らなくては!」と思いカメラを取り出す。


記念撮影の写真が、魂が抜けたようだ。意識が朦朧とした中で、途中の記憶があまりない。3時間半は、登ったようだ。編笠山、標高2,524m、気温は、5度。

37回の閲覧20件のコメント

美しく、輝く、輪を求めて。

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Instagram Icon

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-13-8 アビターレ神宮前B-3 TEL.03-6721-1763

©VIGLOWA Inc. All right reserved.