Ice Break

週末、僕の5歳上の従兄弟とダイニングバーを経営する3歳年下の従兄弟と3人で会った。

この3人は、子供の時からいつもじゃれあっていた仲だった。

上の従兄弟は、兄貴分で勉強もできて、なんでも新しいものを取り入れて、いつもその背中を追って憧れの的だった。


今でも、他の従兄弟達を交えて会っても、その中でもこの3人はいつもくだらないジョークを飛ばして大笑いする。子供の頃から、この関係が変わっていないというのは、なんだか嬉しい。そして、3人が共通しているのは長男であること。名付けて「長男会」と言っているうちにいつの間にか「超難解」になってしまった。

この3人が会うと、なんでいつも弾けるのだろうと考えたら、自分達で道を切り開き、荒波を乗り越えてきたようなところで共通の価値観があった。

一見、馬鹿馬鹿しい話をしているようだけど、ビジネスで成功するには相手の警戒心を解くことに9割ぐらいのエネルギーを注いでも損はないと言われている。

これをIce Breakと言う。文字通り、氷を砕くと意味。

つまり、初めて会う人は、お互いに警戒が強く緊張感が生まれるものである。

「この人は安心できそうだ」と相手の防衛を解く必要がある。

3人とも、それぞれ職種は違うのだが、Ice Breakが自然と身に付いているところが、安心できる。時には、行き過ぎて「氷を砕く」どころか「氷を溶かして水になってしまうこともあるが…


自粛期間に従兄弟の店を閉めて、3人だけで食事をしながら、Ice Breakの話をしていたら、

この店のオーナーの年下の従兄弟が奥からIce Breakerというボトルを出してきた。

イギリス人が作った、日本酒らしい。


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美しく、輝く、輪を求めて。