ギャラリーヴィグロワというのは、ギャラリーというよりはショールームにしていきたいと思っている。なぜなら、僕自身が家にアートを飾りたいと思ってギャラリー巡りをしたところ、「なんでこんなに敷居が高いのだろう?」と疑問に思ったから。
そんな思いをWEB上で発信続けていたら、毎日新聞社の編集者の方から電話取材を受けた。「クリスマスパーティに室内を飾る」というテーマだったので、+αのコーナーにVIGLOWAのことを紹介したいと連絡があった。電話で何度かに渡ってお話をしているうちに「こういうギャラリーって、ないですね」と言われて、とても光栄だった。たとえ、小さなコーナーであっても、VIGLOWAのコンセプトを理解していただけたことがすごくうれしかった。
そう、「なんでこういうギャラリーがないのだろう?」という疑問から、「ないのであれば自分でやってみよう」というのがスタートだった。まだまだ、日本では気軽にアートを飾るという文化が根付いていないようだけれど、おしゃれなファッションに身を包むような感覚で、アートを着飾るような感覚が生まれると生活が豊かになると思う。だから、仰々しく「すごい作家です」というような雰囲気を出さないようにしているのです。
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