野良猫が僕に懐いた。
どこか同類の香りでも漂ったか、僕に気がつくと優雅に腰を振ってこちらへ向ってきた。
ストレイ・キャッツというバンドのStray Cat Strutという、80年代にヒットした曲がある。僕が今でも好きなミュージシャンのひとりブラアイン・セッツァーの曲。今、僕はこの曲を課題曲にしていたところ。この一匹の野良猫を見て、この曲を思い出した。
デビュー時のブライアンは、とても端正な顔立ちでまるでジェームズ・ディーンのようだった。透き通った青い目、きれいな形の唇、鼻筋が通った高い鼻、誰が見ても美少年だった。80年代のパンク時代にロカビリーを復活させたロックン・ローラー。10代の頃は、バイクを乗り回し、エディ・コクランに憧れ、不良だったらしい。
ある番組のインタビューで、ブライアンは言った。「おれは、ボルボに乗っているような奴らとは付き合わない。ギターは尖っている形の物よりもこの丸くて、女の体のようなギターがいい。こいつを片時も離したことがない」と言って、グレッチG6120を撫でまわしていた。(こんなセリフに憧れる〜!)両腕にはすごい入れ墨をして、当時でも珍しいゲキ尖りリーゼントで、ふてぶてしくて悪そうだったけど、目だけはどこか澄んで真っすぐ遠くを見ていた。
ニューヨーク生まれのブライアンは、最初、アメリカでヒットせず、ロンドンに渡り成功を収める。UKロックだと思っている人もいる。その後、アメリカへ戻り成功するのだが、イギリス人からは見放される。まるで、バンド名のような身寄りのない野良猫だ。それでも、毅然とした態度で自分のスタイルを貫いた。決して卑屈にならずに。いや、僕にはそう見えただけかもしれない。ステージに立つと、リーゼントを片手で掻き上がる仕草がかっこいい。
この猫の後ろ姿のように、Strut....孤独で寂しがり屋のくせに気取って歩く野良猫。表現者として、どんなに辛くてもこの生きざまを見習いたい。(ブライアン、しびれる〜〜〜!)
>akiさま
マーク・ノップラーのギターが好き! ダイアーストレイツもストレイだったね。 ダイアーさんが、迷子になったのかな?
写真撮る人、全部で256人います。
投稿者:hide★ :2009年11月 3日 23:16
ストレイとゆうと やっぱりダイアーストレイツが浮かぶ。 同時期にメンアットワークも聞いていた。
写真撮る人 時々違う気がする。 当たり前か 今回の写真からは、 愛情を感じます。
誰とは聞きません。
投稿者:aki :2009年11月 3日 11:17
>水無月さま
そうそう、まさにそんな感じ。 言葉にするとそういう台詞が聞こえてきそうな 組み写真の構成にしてみました。 なついて、なかなか離れなくて、 追いかけてくるので名残惜しかったです。
投稿者:hide★ :2009年10月31日 22:40
☆あ~、かゆかゆ!!
☆ハッ、誰かくる!!
ジィ~ッ ☆だ、だれ? ぶらいあん?
☆あ~そこそこ!! ヒィ~きもちイイ!!!
☆ちょっと、ちょっと、 もういいってばあ-!
☆あ~ァ、ハラへった!!
(笑) 勝手に、せりふいれて遊んでみました。 猫ちゃんの表情が、なんともイイですね~
投稿者:水無月 :2009年10月31日 09:49
>さいとーさま
本当は、マリアさまです。
投稿者:hide★ :2009年10月31日 09:15