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VIGLOWA Dazzling Life Collaboration02

今回のコラボのテーマは、Fragileです。脆くて壊れやすいものは、美しい。



北海道出身の僕は、この時期になると雪の結晶を思い浮かべます。


夜空からしんしんと降る雪が、ジャケットや手袋の上に静かに舞い降りる。手袋に舞い降りた雪は、結晶まで肉眼ではっきりと見えて、一瞬のうちにすーっと消えていく。そしてまた、次の雪の結晶がゆっくりと舞い降りて来て、すーっと消えていく。その雪の結晶は、脆くて壊れやすいけど、消えてゆく一瞬の命に美を感じるのです。


夜空を見上げると、街灯に照らされて、キラキラきらめいている。天気の良い早朝に外へ出てみると、まだ雪の結晶が残っていて、あたり一面が太陽に照らされてキラキラ輝いているのです。まさに銀世界とはそこからきているのですね。現実のそのような風景に地元の人は、それほど美を感じないでしょう。寒さで、それどころではないですから。


また、北海道の住宅は、東北や上信越などの雰囲気と違って、煉瓦造りの家や煉瓦のサイロや、石造りの蔵などがあった。今でも、古い蔵やサイロを生かしてレストランやカフェにしているところが多い。僕の子供頃の家も煉瓦造りの家で三角屋根で、煉瓦の煙突があり、た家の中のリビングには暖炉とはちょっと違うのですが、煉瓦のペチカという暖房がありました。ペチカは、ロシアから来たものだと思う。屋根には煙突があり、本当にサンタクロースが煙突から、入ってくると思っていた。 こんな思い出をフォトグラファーの橋田宜恭さんに撮影していただきました。

雪の結晶が、バレリーナのようにくるくるっと舞い降りてくるようです。


このプロセスをもっと知りたい方は、橋田さんのブログInspireをご覧ください。詳しくは、下記のロゴをクリック!





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In search of a beautiful, glowing, ring.

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